2020.02.12
小学生が中学生に進学したとき、「算数はできていたのに、数学になったらできなくなった」と言う話をよく耳にします。◆小学生のときに学習する算数は、答えが中心の勉強になっているようなイメージがあります。足し算をするのか引き算をするのか、掛け算なのか割り算なのか。単元ごとに練習を積み重ねていくと、要領のいい子は掛け算の単元だから数字を掛けておけば答えが出ると気づく。◆中学生になると、まずマイナスの数が登場します。計算の単元なのですが、マイナスの意味が分からないと計算の法則がなかなかつかめません。次に未知数Xやyが登場します。仕組みが分からないと、さらに苦手になります。国語は文章を読み解く読解力、理科では実験においての観察や考察、社会では表やグラフの特徴から気づくことを表現させたり。◆塾の学習指導は小学生中学生を問わず、すぐに答えを教えずに考えさせることを中心に進めています。時間はかかりますが、ヒントを少しずつ与えなるべく自分で答えを導き出すことを念頭においています。◆学力を上げるには、普段の生活の中で疑問に思うことを調べたり深く考えたりすることをお勧めします。