2019.05.07
春と秋に特別公開される麻生大浦荘は、「筑豊御三家」のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつで、数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しい邸宅は大正末期に建てられたと云われています。1階773.4平方メートル(約234坪)2階62.7平方メートル(約19坪)の広さを持つ大浦荘の建材は主に桧と杉、柱は四方柾に製材されており非常に高価な木材が使用されています。また欄間にも精緻細工が施されており、贅を尽くして建築されたことが伺えます。
その邸宅の中で見る座敷雛は竹取物語です。
期間は2月23日~3月3日10:00〜17:00(入場は16:30まで)、入場無料。