2018.11.20
人には誰もが「認めてもらいたい」という欲求があります。成長期の子供は特にこの欲求は強いと思います。◆お仕事や他の用件で忙しく、子供に接することが出来ない時は特に注意してください。注意深く見ていないと気づくことは出来ません。勉強が出来たり、お手伝いが上手に出来たり、自分から進んで行動したときなど、「よく出来た」と褒めることを心がけましょう。大人にとっては当たり前の事かも知れませんが、子供は褒められることを待っています。◆子供への接し方で一番良くないのは「否定型」。子供が前向きに話す内容の全てを否定してしまうものです。たとえば、子供が「薬剤師になりたい」と言った時に、「難しいから無理よ」や「学校の先生になりたい」と言った時に、「採用の倍率が高いから出来ないでしょ」などです。親は子供を心配して正論で答えているつもりでしょうが、「自分には無理」と思わせている発言になりかねないですね。子供の可能性をことごとくつぶしてしまうことになります。◆親から見ていて心配する気持ちも理解できないでもないのですが、子供は可能性のかたまりです。変わった瞬間に、爆発的に成長するものです。人の成長はそれぞれ違います。兄弟であってもです。時間がかかる子もいればそうでない子もいます。長い目で見て子供に接して、「こうしたらどう?」とか「お父さんやお母さんはこうしたよ」などのアドバイスを送ることをお勧めします。◆長い時間しっかりと勉強できる夏休みがやってきます。お子様と将来のことや、お父さんお母さんが子供だったころの夢や目標を話してあげることも成長のきっかけになると思います。できないことはまだまだ沢山あると思いますが、是非、お子様を思いっきり励まして下さい。