田中正也ピアノリサイタル~ラ・カンパネラ~
福岡市
福岡市生まれ。15 歳で単身モスクワへ。クラースヌィ・ディプロマを授与されモスクワ音楽院を卒業後、ローム・ミュージック・ファンデーションより奨学金を得てモスクワ音楽院大学院修了。ネルセシアン、ヴォスクレセンスキーの両氏に師事。
カントゥ国際ピアノコンチェルトコンクール(伊)第1位・リスト特別賞、イブラ国際音楽コンクール(伊)グランプリ、バラキレフ国際ピアノコンクール第2位(露)、イル・ド・フランス国際ピアノコンクール第3位(仏)ほか受賞多数。国立サンクトペテルブルグ カペラ交響楽団・サマーラ国立交響楽団・モスクワ音楽院交響楽団・九州交響楽団ほか、2017年都民芸術フェスティバル オーケストラ・シリーズにて東京フィルハーモニー交響楽団と協演。
2008年始動したプロジェクト「田中正也プロコフィエフピアノ曲全曲演奏シリーズ“エクスクールスィャ”」はモスクワでも高評を得て、2013年プロコフィエフの誕生日にプロコフィエフ博物館ホールでの没後60年メモリアルコンサートにも招聘されるなど、プロコフィエフのスペシャリストとして期待されている。
2010年 名古屋・宗次ホールで始めた“田中正也おしゃべりコンサート♪「魔法のピアノ」”は独創的な選曲・超人的な演奏・楽しいお話で人気となり全国に拡大中である。
2019年・2020年にはエルミタージュ劇場での演奏会ほか、ティマーキン記念国際ピアノコンクールの審査員を務める等、ロシアでの音楽活動も著しく飛躍し、5月沿海州立太平洋交響楽団とプロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番をウラジオストク・フィルハーモニーにて協演、9月モスクワ音楽院大ホールに於ける第21回国際音楽祭「日本の心」シリーズのオープニングコンサートに招聘される。2019年・2020年在ロシア日本大使公邸に招かれ演奏。2020年10月アクロス福岡シンフォニーホールにての舞台芸術体験事業で九州交響楽団と再協演。
レクチャーコンサート・マスタークラス・教育的講演会のほか、録音活動も精力的に行い2013年「田中正也 プレイズ リスト&ショパン」、2014年「The 展覧会の絵」、2017年「リラの花」(共にナミ・レコード)は音楽誌各誌で絶賛され、2015年「 鐘~ロシア~ピアノ・デュオの世界 田中正也&佐藤卓史」(ナミ・レコード)は、「レコード芸術」2016年2月号特選盤に選ばれる。2019年10月にはソロアルバム「魔法のピアノ」(ナミ・レコード)、2022年≪ラクリメ≫変奏曲~佐藤卓史:2台ピアノ作編曲集 ウルトラ・ピアノデュオ(田中正也×佐藤卓史)に続き、2023年ウルトラ・ピアノデュオ(田中正也×佐藤卓史)「月の光」フランス2台ピアノ音楽傑作選(いずれもナミ・レコード)と、ソロ作品だけでなくピアノデュオ作品の録音にも意欲的に取り組んでいる。
日本演奏連盟会員。大阪芸術大学演奏学科講師。
■時間
12:45開場 13:30開演
■場所
アクロス福岡シンフォニーホール
福岡県福岡市中央区天神1-1-1
■お問い合わせ先
raconteコンサートデスク
TEL:080-7437-6945
https://www.raconte-concert.com/